ドメインとは?
- 「ドメインdomain」とは、インターネット上にあるコンピューターを特定するために使われる文字列のことです。
- これは、世界共通の一定のルールにより作られています。
実は、本来はインターネット上でコンピューターを特定しているのは、一般に知られているこのドメインではなく、「012.34.56.78」のような数字列であらわされる「IPアドレス」です。
しかし、ドメインとIPアドレスを紐付けることで、覚えにくい数字列のIPアドレスを使わなくても、分かりやすい「ドメイン」から特定のコンピューターへ接続しやすくする役割を持っています。 - 「インターネット上の住所のようなもの」と言われますが、「ドメイン」は世界唯一の住所と言えます。
ホームページ作成には、この「ドメイン」が必要です。
ドメインの種類
- 「.com」「.net」「.org」などのトップレベルドメイン(gTLD)や、「.jp」「.au」「.us」などの国コードトップレベルドメイン(ccTLD)などがありますが、初心者の方では気にしないで使いやすいドメインを選んでも大丈夫です。
ただし、一定の要件が必要な「.edu」「.gov」「.mil」「.int」は、その要件に合っていない限り使わないようにしましょう。
初心者の方は、一般的によく使われている、「.jp」「.com」「.info」「.net」などのドメインが無難です。
※「.com」「.info」「.net」は比較的低料金です。
ドメイン名とドメイン拡張子
- abcdef.comの場合、ドメイン名がabcdefでドメイン拡張子が.comとなります。
- このドメイン名を決める方法
1.会社名にする
2.事業内容名にする
3.愛称にする
4.上記のそれぞれを短縮したものにする
などがありますが、
極力、短い方が親しみやすく覚えやすくなるのでお勧めです。
但し、よく使われる文字列や短いドメイン名は既に他社に取得されていることが殆どです。
その場合には、「-」ハイフンを付けて探して見ましょう。
例:「abcde-fg.com」 「abcdef-tokyo.info」など
ドメインの種類によるSEO(検索サイトで上位表示)の差は?
- ドメインによってSEOに差が出ることはありません。
SEOは、大きく分ければ「ホームページ作成時の作り方」と「外部のホームページからリンクを貼ってもらう」ことの二つで成り立っています。
中古ドメインとSEO
- 中古ドメインは、シニアドメインと呼ばれたりし、SEO的に有利とされていた時期がありましたが、今は「高額になったり」「不良リンクが残っていたり」「過去にペナルティーを受けた」ことも有り得るので避けた方が無難です。
新しいドメインでも、作り方次第でSEO的には大丈夫です。
ドメインを取得する時にはメールアドレスが要ります
- まだメールアドレスをお持ちでない場合には、「無料メール」の「Gmail」(Google)やYahooメールなどで設定しておきましょう。
→ Gmailの設定
→ Yahooメールの設定 - また、メール受信の為に、パソコン内に在るメールソフトで受信設定をしておきましょう。
ドメインの取得方法
- ドメインは、「レンタルサーバーを借りる時にそのサーバー会社から取得する方法」と「ドメイン専門会社で取得する方法」の2種類があります。
- サーバー会社から取得すると、費用がやや割高な点と、何かの事情でサーバーを変更する時に手続きと費用が発生することがあります。
ドメイン専門会社で取得すると、費用がやや割安になり、サーバー変更時にもすぐさまに変更できます。
この理由から、初心者の方は「ドメイン専門会社で取得」されることをお勧めします。 - 日本の代表的なドメイン専門会社
・バリュードメイン
格安、機能充実
・ムームードメイン
マニュアル充実、初心者向き
・エックスドメイン
エックスサーバーで古くからある会社
・お名前.com
レジストラ本体なので信頼性あり
・FC2ドメイン
格安
ドメインの管理上のご注意
- ドメインを取得した後は、自動更新に設定しておきましょう。
更新を忘れると、国内海外の他社に取得されてしまい、再度取得するには高額な費用が要る場合があります。
次は、→ レンタルサーバーを用意しよう